全パ秋山 史上初2年連続先頭打者弾「たまたま前に飛んだ」

[ 2018年7月14日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2018第1戦   全パ7―6全セ ( 2018年7月13日    京セラD )

<全パ・全セ>初回、秋山は松坂から右越えに先頭打者本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 粘った末の9球目、松坂の内角低め、全パ・秋山(西武)は134キロカットボールを巧みにさばいた。2年連続の先頭打者弾。2本目は球宴初だった。

 「ポイントを前にして打ちにいったら、たまたま前に飛んだ」。前半戦をパ・リーグトップの打率・351で折り返した昨年の首位打者は謙遜した。

 「球宴前から対戦したいピッチャーだったので、本当にうれしいです」。交流戦では松坂が登板を回避したため、待ちに待った西武の先輩との初対決だった。MVPは後輩の森が獲得。15年の第2戦で本塁打を放った際も賞は獲れず、代打本塁打の森が敢闘選手賞を受賞しており「僕らしい。彼にはもう少し優しくしようと思う」と苦笑いしていた。

 ≪1人で2本は秋山が初めて≫秋山(西)が昨年第1戦に次ぐ球宴では自身2本目となる初回先頭打者本塁打。球宴の初回先頭弾は通算10本目になるが、1人で2本は秋山が初めてだ。なお、この日は同僚の森も一発を放ち15年第2戦以来2度目のそろい踏み。球宴で同一球団のコンビがアベック弾を2度は、阪本、大杉(東映)、松井、カブレラ(西)に並び最多。

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2018年7月14日のニュース