阪神ナバーロ あるぞ26日実戦デビュー 甲子園初練習で柵越え2発

[ 2018年6月25日 05:30 ]

金本監督の前で打撃練習を行うナバーロ(撮影・大森 寛明)
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 阪神に新加入したエフレン・ナバーロ内野手(32=カブス傘下3A)が24日、1軍の試合前練習に参加し、初めて甲子園球場のグラウンドに足を踏み入れた。金本監督、片岡ヘッド兼打撃コーチらが見守る前でフリー打撃を行い、右方向に柵越え2本を放った。

 打線の起爆剤として期待されるN砲が、初見参だ。外野でウオーミングアップを終えると一塁、中堅、右翼の守備位置でノックを受けた。フリー打撃が始まると、中堅と左翼を守って守備練習に励み、最終組で打撃ケージに入った。

 1軍首脳陣の前で披露する、初の屋外フリー打撃。序盤は中堅から左の逆方向に打球を集めた。そして体が温まった25スイング目。快音を残した打球は、右翼席の最前列で跳ねた。さらに27スイング目も右翼席へ。前評判にたがわぬ柔らかいバットさばきで右へ左へライナー性の打球を連発し全52スイングで安打性の当たりは20球を数えた。片岡ヘッド兼打撃コーチは「この前が室内だったから。これからですよ」と評価を急がず。守備をチェックした中村外野守備走塁コーチも「まあ試合に出てから。意欲的にはやってくれています」と話すにとどめた。

 体調面に問題は見当たらず、最速で26日に実戦デビューする可能性が高い。まずは2軍戦で調整出場する見込みだ。

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2018年6月25日のニュース