西武・森 技あり3ラン リードも成長「パターン化しないように」

[ 2018年6月25日 05:30 ]

パ・リーグ   西武8―6ロッテ ( 2018年6月24日    ZOZOマリン )

<ロ・西>3回2死二、三塁、森は左越え3ランを放つ(撮影・三島 英忠)
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 西武・森が技ありの3ランで打線を活気づけた。1―0の3回2死二、三塁で酒居の外角直球を左翼席に運んだ。「(カウントが)3―1だったので思い切っていった」。17日の中日戦以来の7号だが、左方向は今季初。「逆方向に長打が出るのは状態がいいとき。一本打てたので今後の自信になった」と手応えを口にした。

 捕手としても「パターン化しないように広く」と好調なロッテ打線に臨機応変に対応。これまで炭谷とのコンビが多かった榎田を、6回途中2失点で6勝目に導いた。9回は中村の邪飛を相手ベンチ前で果敢にスライディングキャッチ。守備でも勝利に貢献した。

 捕手としての出場が中心となった昨季はリード面に比重が傾き、2本塁打にとどまった。今季は「攻守の切り替えがスムーズにできている」という。辻監督も「使って勉強しないといけない」と捕手としての成長に期待した。13安打8得点でチームは首位を堅守。攻守で軸となった森は「何とか粘れた」と頬を緩めた。 (君島 圭介)

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2018年6月25日のニュース