代打の神様や!阪神・原口 驚異20の10 打率.500

[ 2018年6月25日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6―11広島 ( 2018年6月24日    甲子園 )

<神・広>6回2死満塁、原口は中前2点打を放つ(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 阪神・原口が反撃の口火を切る一打を放った。1―6とされた直後の6回、2死満塁で代打出場し3番手・永川の外角直球を中前に運ぶ2点適時打を放った。

 「追いついていくために大事なところだったのでヒットが出てよかった」

 この日を含め代打では3試合連続安打で、今季通算でも20打数10安打。打率は驚異の・500を誇る。満塁機でも5打数3安打、5打点と勝負強さを発揮している。永川とは前日23日にも対戦して初球を中前に2点タイムリーしており、良いイメージを抱いての打席でもあった。

 「体と頭の準備をして、いい準備ができていることが一番なので」と、用意周到な準備がここ一番での結果につながっている。

 8回先頭ではアドゥワから右前打を放ち「大事なところだったのでチャンスメークできてよかった」と2安打目にも納得顔。右の代打の切り札的存在になっているが、それだけでは、もったいない存在になりつつある。(長谷川 凡記)

 《12球団トップの勝負強さ》原口(神)は今季24度の代打起用で20打数10安打7打点。打率・500は15度以上起用の選手で12球団トップの勝負強さだ。なおセ・リーグのシーズン代打打率(チーム試合数の1/4以上起用)は74年長崎慶一(大洋)の・469(起用42、32打数15安打)。阪神では97年八木裕の・405(起用53、42打数17安打)がある。

続きを表示

2018年6月25日のニュース