交流戦へ日本ハム・中田 DeNA・筒香との対戦希望「豪快な打撃は本当に楽しみ」

[ 2018年5月28日 17:22 ]

<セ・パ交流戦記者会見>記者会見に出席した(左から)中村、野上、東、茂木、中田、藤岡(撮影・森沢裕)
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 「日本生命セ・パ交流戦」開幕会見が28日、都内ホテルで行われ、両リーグから6選手が出席。日本ハム・中田は対戦が楽しみ打者にDeNA・筒香を挙げ「ゴウの豪快な打撃は本当に楽しみ。ウチが勝っている時はホームラン1本くらいいいかな」と笑顔で話した。昨春のWBCでも侍ジャパンの中軸として共に活躍。「代表でフリー打撃を近くで見てきたけど、ホレボレするような打球を飛ばす」と理由を説明した。

 同様の質問に、西武から巨人にFA移籍した野上は同僚だった秋山を指名。「波が少ない打者ですから、対戦が今から楽しみ。これを言うためにきょう呼ばれたと思っている」と場内を笑わせた。

 ヤクルト・中村はソフトバンク・柳田を指名。「捕手としてどう崩せばいいのか」と頭を悩ませた。

 ルーキーながら4勝を挙げているDeNA東は同学年の西武・森と対戦を希望。「中学時代に代表で一緒だったけど、当時だから別格だった。でも今度はプロとして勝負したい」と目を輝かせた。

 また、ロッテのルーキー藤岡も、凄いと思う選手にソフトバンク・柳田の名を挙げは「スイングスピードがすごい。あれだけ振って打率も残せるんだから」と語った。

 神奈川・桐蔭学園出身の楽天・茂木は「あす(29日)からのDeNA戦は友達が応援に来てくれると思う」と話した。

 交流戦は今年で14年目で、過去パが13度勝ち越している。わずか18試合の「スプリント勝負」ながら、シーズンの最終成績の行方を左右することは間違いない。

 主催者を代表して日本野球機構(NPB)斉藤惇コミッショナーが「今年はセ・リーグの雪辱がなるか、どんなドラマが展開されるか楽しみです」と挨拶。同じく日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は球界再編後の05年から始まった両リーグの対戦に「どう盛り上げていくか、NPBと選手会が初めて(本格)協議したのが交流戦。現役選手にはシーズンとは違った意識で全力で戦ってもらいたい」と話した。

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2018年5月28日のニュース