今秋ドラフト候補左腕の日本生命・高橋拓に9球団視察

[ 2018年5月28日 16:41 ]

社会人野球・都市対抗近畿2次予選 第3代表決定トーナメント1回戦   日本生命 3―0 ニチダイ ( 2018年5月28日    シティ信金スタ )

8回から登板し2回を1安打無失点に抑えた日本生命・高橋拓已投手
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 日本生命の今秋ドラフト候補左腕・高橋拓已投手(23)が今大会初登板し、2回で2三振を奪い1安打無失点に抑えた。

 「コントロールがアバウトなところがあった。調子が良くない中で、勝ちにつなげられてよかった」

 3点リードの8回から登板。9回は先頭打者を四球で歩かせ、2死後に安打で一、二塁とピンチを広げたが、最後の打者を遊飛に仕留めた。

 桐蔭横浜大ではリーグ戦通算21勝。入社1年目の昨季は主にリリーフで起用され、秋の日本選手権では救援4試合で15イニングを投げ1失点(自責0)に抑えて準優勝に貢献した。持ち味の直球が通用しなかった経験から、スライダーやカーブの変化球を磨き、最速も今春に148キロまで更新と成長を続けている。

 注目度の高さを示すように5人態勢の阪神と巨人を含む9球団が視察。日本生命OBでもあるロッテ・下敷領悠太スカウトは、持参のスピードガンで145キロを計測し「真っすぐの質がいいし、球威も去年より上がっている」とコメント。同じく日本生命OBのオリックス・内匠政博スカウトは「初登板の緊張を考えれば上々かな。真っすぐで空振りが取れているのはいい」とストレートを評価した。

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2018年5月28日のニュース