鷺宮製作所 9年ぶり13度目の都市対抗出場!1点差守り切る

[ 2018年5月28日 21:48 ]

第89回都市対抗野球大会東京都2次予選第1代表決定戦   鷺宮製作所2―1東京ガス ( 2018年5月28日    メットライフドーム )

 TBSで放送されたルーズヴェルト・ゲームのモデルとされる鷺宮製作所が9年ぶりに予選を突破。13度目の本大会出場を決めた。

 同点の7回、2死三塁のチャンスに中大出身のルーキー土谷恵介遊撃手が右中間に決勝の二塁打。この1点を4番手野口亮太(仙台大)が守り切り、第1代表の座を射止めた。

 2年前の悪夢が脳裏をよぎる。今年と同様、第1代表決定戦に臨みJR東日本に敗れ、翌日の第2代表決定戦でもNTT東日本に惜敗。3連戦目の東京ガスでは中2日で待機する山岡(オリックス)に完封され東京ドームの道を断たれた。

 東京都2次予選も第1代表から第4代表まで連戦となる。この日負けていれば悪夢再びになった可能性もあった。

 「今年は練習もしっかりしたし、ここまで試合内容もよかった。投手がそれぞれの役目を果たしてくれたし、本当にうれしい。本戦では泥臭く一戦必勝で臨みたい」

 目良宏監督は成長したナインに胴上げされ感激の表情を作った。

スタンドから投げられた五色のテープがカクテル光線を浴び、鷺宮製作所の勝利を祝っていた。

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2018年5月28日のニュース