オリ田嶋 プロ初勝利を恩師・堀井監督が祝福「怒る機会すらなかった優等生」

[ 2018年4月1日 08:40 ]

パ・リーグ   オリックス8―4ソフトバンク ( 2018年3月31日    ヤフオクD )

JR東日本時代の田嶋(左)と堀井監督
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 初勝利おめでとう!社会人時代の3年間、ずっと見てきました。独特な世界観を持っていて、適応力が高いクレバーな選手。モノが違う印象でした。JR東日本に入ってすぐの15年3月。DeNA2軍との練習試合で、乙坂や宮崎を相手に2回無失点で5奪三振。「将来的に球界を代表する投手になる」。そんな選手を預かる責任と重圧を感じました。

 僕の指導人生で彼ほど怒らなかった選手はいません。1年目は走り込みとウエートばかりで2年目はフォームづくり。肘に負担がかかるスライダー、カットボールは3年目まで指導しませんでした。未完成のままで良いと思いました。こぢんまりしてほしくなかった。“走り込みが足りないぞ”と言えば、いつまでも黙々と走る。「いつ怒ってやろう」って思っていたのですが、一度も機会がなかったですね。これからは同じ世界の先輩に聞き、プロの世界で活躍してほしいです。 (JR東日本、堀井哲也監督)

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2018年4月1日のニュース