東海大相模7年ぶり4強 主将・小松が先頭弾!2投手継投で接戦制す

[ 2018年4月1日 10:27 ]

第90回選抜高校野球大会・準々決勝   東海大相模3―1日本航空石川 ( 2018年4月1日    甲子園 )

<東海大相模・日本航空石川>1回裏無死、小松が右中間に先頭打者弾を放つ
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 第90回選抜高校野球大会第9日は1日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、第1試合は東海大相模(神奈川)が日本航空石川を3―1で下して、優勝した2011年以来の4強入りを果たした。

 東海大相模が背番号11の野口、日本航空石川が背番号10・杉本と両左腕が先発。東海大相模は初回、1番の主将・小松がフルカウントから右翼席へ先頭打者本塁打で先制。対する日本航空石川も4回に四球と安打で1死一、二塁のチャンスを作ると、5番・長谷川が右越えの適時二塁打。一塁走者も本塁に突入したが、東海大相模の完ぺきな中継プレーでタッチアウトとなり、同点どまりだった。

 東海大相模は5回途中からエース右腕・斎藤に継投。一方の日本航空石川・杉本は初回に本塁打を浴びて以降は完ぺきな投球を見せていたが、6回に東海大相模の先頭打者・佐藤が内野安打で出塁。1死二塁となり、2番・山田が左翼線へ適時二塁打を放って、勝ち越しに成功した。8回には2死一、二塁から3番・森下が貴重な適時打。追加点を奪った。

 前2試合はともに12安打で12点→8点と強打で勝ち進んできた東海大相模だが、この日は好守が光った。毎回のようにピンチを迎えたが、野口、斎藤の2投手が力投。1度もリードを許さず接戦をものにした。同校にとっては優勝した11年以来7年ぶりの準決勝進出。

 一方、2回戦(膳所)、3回戦(明徳義塾)と2試合で計1失点と堅守で勝ち上がってきた日本航空石川は、接戦を落とし、石川県勢として初の4強入りはならなかった。

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