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球児 満塁斬り 3ボールも動じず流れ呼び戻す快投

セ・リーグ   阪神7―4ヤクルト ( 2017年8月23日    神宮 )

<ヤ・神>ロジャース(左)とともに笑顔でナインを迎える藤川
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 幾多の修羅場をくぐり抜けてきた阪神・藤川にとっては、ピンチもおいしい場面だった。5回、先発した岩田が2ランを浴び、なおも2死満塁としたところで救援。流れが変わり始めたところで百戦錬磨の右腕が最高の投球を披露した。

 「自分の感情は特にないですよ。それ(粘られること)も野球。そういうときもある」

 代打中村に対し3球連続ボールでも動じない。全球ストレート勝負でカウント3―1から最後は147キロで遊飛に仕留めた。

 6回は1死から山崎と対峙(たいじ)しファウルで粘られ、結果的に15球目を遊撃内野安打された。それでも、勝負を楽しんでいるかのようにマウンド上で笑みを浮かべる余裕があった。続くバレンティンは外角直球で見逃し三振。捕手の坂本が一塁走者・山崎の盗塁も阻止して併殺が完成。1回1/3で30球を要したが無失点に抑えた。これで7月30日から9試合連続、11回2/3連続無失点とした。

 「満塁をしのいでくれて。3ボールまで行った時はヒヤっとしたけど。次の回もね。あれで流れがグッと来た気がする」

 金本監督もベテランの奮闘をたたえた。抜群の制球力は健在で直球の球速は常時140キロ台後半。この夜は最速148キロを計測した。「僕たちは一つの駒なんでね」と話すようにベンチの考えも十分に理解している。金本阪神の精神的支柱として投手陣を支えるブルペンの要が、猛虎にはいる。(山本 浩之)

[ 2017年8月24日 05:30 ]

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