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阪神・中谷 豪快15号 虎生え抜き高卒野手では浜中以来11年ぶり

セ・リーグ   阪神7―4ヤクルト ( 2017年8月23日    神宮 )

<ヤ・神>7回、中谷はダメ押しの15号2ランを放つ
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 天性の長距離砲らしい弾道を左翼スタンドで大声援を送ってくれる虎党に届けた。5―4の7回。2死から4試合ぶりに先発復帰したロジャースが16打席ぶりの右前打を放ち巡ってきた4打席目。阪神・中谷のバットが近藤のチェンジアップを見事に打ち抜いた。この試合で先に決勝3ランを放っていた福留と並ぶ、チーム最多の15号。白星をぐいっとたぐり寄せる値千金の2ランとなった。

 「どうしても追加点が欲しい場面だった。次の1点で試合の流れが変わると思っていたので。感触は良かったし“入ってくれー”と思いながら走ってました」

 今季2度目の2試合連発。ただ、22日の試合後に笑顔はなかった。0―1の4回2死から左越え同点ソロを放ったものの、その裏の守備で痛恨のミス。無死一塁からリベロの強烈なライナーの打球判断を誤り、グラブをかすめて頭上を越された。記録は二塁打でも、その回の3失点につながるプレーとなり、アーチをかけた喜びも吹っ飛んだ。

 「ミス」をしてもすぐに取り返すのが今年の中谷だ。7月22日ヤクルト戦では痛恨の送りバント失敗。金本監督から「あれで流れが大きく変わった」と苦言を呈されたが、翌23日の同戦で汚名返上の左越え10号ソロ。左中間の飛球を大山と“お見合い”した7月26日のDeNA戦の翌日にも11号逆転3ランを左翼席に叩き込んでいる。まだまだ未熟な部分はあっても、一発という最大の持ち味で、挽回する力が備わってきた。

 阪神の高卒生え抜き選手のシーズン15本塁打到達は、06年浜中(現2軍打撃コーチ)以来11年ぶり。クリーンアップでの起用が続く中「しっかり捉えることだけを考えていた。長打を打ちたいとかいう欲はなかった」と謙虚に振り返る。覚醒の予感が漂う和製大砲なら、ジャストミートさえすれば打球はフェンスを越えていく。(山添 晴治)

[ 2017年8月24日 05:30 ]

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