DeNA 57年ぶり3戦連続サヨナラ勝ち ラミレス監督大興奮「アンビリーバブル、アゲイン!」

[ 2017年8月24日 21:50 ]

セ・リーグ   DeNA5―4広島 ( 2017年8月24日    横浜 )

サヨナラ勝ちで喜ぶ倉本(中央左)らDeNAナイン
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 DeNAが5―4で9回サヨナラ勝ち。大洋時代の1960年6月26日・国鉄(現ヤクルト)戦から同29日・巨人戦にかけて記録して以来球団史上57年ぶりとなる3試合連続サヨナラ勝ちを首位・広島相手に飾った。

 22日の3連戦初戦では筒香、ロペス、宮崎の史上初となる3者連続本塁打でサヨナラ勝ちし、前夜の23日は梶谷の二塁打でサヨナラ勝ち。そのイケイケモードはこの日も変わらなかった。1―4で迎えた6回にロペスが左翼スタンドへ3試合連発となる26号ソロを放って2点差とすると、7回には前日サヨナラ二塁打を放った梶谷が左中間スタンドへ16号ソロを叩き込んで1点差。8回には1死二塁から筒香の右前打で4―4の同点とすると、9回表の広島の攻撃を4番手・山崎康が3者連続三振でピシャリと打ち取った。

 するとその裏、DeNAは2死走者なしから山崎康の代打に出たG・後藤があと少しでサヨナラ弾という右翼フェンス最上部直撃の二塁打で出塁すると、続く倉本が二塁への内野安打。広島の名手・菊池がイレギュラーしたバウンドにグラブを合わせ損ねると、代走に出ていた高城が二塁から一気にサヨナラのホームを駆け抜けた。

 一打サヨナラの打席へ向かう心境を「ドキドキでした」と振り返った倉本は「2試合いい流れで来ていたので乗り遅れなくて良かった」と笑顔。ラミレス監督は球団史上57年ぶりの快挙に「アンビリーバブル、アゲイン!」と第一声を発すると「選手が決して諦めなかった。神様にこの勝利、奇跡を感謝したい」と興奮さめやらない様子だった。

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2017年8月24日のニュース