巨人・長野 8回2死からしぶとくV打「痛い、かゆいは…」

[ 2016年10月10日 05:30 ]

セ・リーグCSファーストS第2戦 ( 2016年10月9日    東京D )

<巨・D>8回2死一、三塁、長野は勝ち越しの適時打を放つ
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 同点の8回2死一、三塁から巨人・長野が殊勲の中前適時打を放った。

 直前に4番・阿部が敬遠され、「何とか決めたいと思った」と、三上が投じた初球の140キロ直球をバットの先端に当て、打球をしぶとく中堅手の前に落とした。第1戦ではファウルボールが地面にはね返ってワンバウンドで右目付近に当たった。自打球を受けた患部は、まだ腫れが残るが「痛い、かゆいは言っていられない」と責任感を見せた。今季は主に1番と4番を任され、5番では11試合出場だったが、CSから再び任されて前日も初回に右前適時打を放った。選手会長はお立ち台で「勝ってみんなで広島に行きたい」と力を込めた。

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2016年10月10日のニュース