中日・森新監督 若松に“温室育ち”克服指令「練習の仕方だな」

[ 2016年10月10日 05:30 ]

中日の若松
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 中日の森繁和新監督(61)が秋季練習の行われている9日、成長株の4年目若松に“温室育ち”克服を指令した。

 「(外に弱い?)結果的にそうなっている。1年間フルにやる体力。シーズンに入ってからの練習の仕方だな」

 若松は開幕当初は勝ち星を重ねたが、夏場に失速し2軍落ち。屋内球場の成績が11試合6勝4敗に対して、屋外は8試合1勝4敗だ。21歳ゆえ、本来なら夏は屋外でフル稼働してほしいところ。この日はナゴヤ球場のブルペンで外角低めを意識し102球の直球を投じ「夏に入る前にバテて、迷惑をかけた」と猛省した。加えてチームも本拠地ナゴヤドームを含めた屋根ありが94試合44勝47敗3分、勝率・484に対して屋根なしは49試合14勝35敗、勝率・286と苦手。森監督は湿気や気温に対応するため「(ナゴヤ)ドームの温度を上げたって構わない」と珍プランを口にしたが、まずは個々が克服を目指す。

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2016年10月10日のニュース