聖光学院 リード許すも慌てず V打の小泉「県でも経験していた」

[ 2016年8月12日 13:13 ]

<クラーク・聖光学院>聖光学院・小泉は左中間に逆転の3点適時二塁打を放つ

第98回全国高校野球選手権大会第6日・2回戦 聖光学院5―3クラーク

(8月12日 甲子園)
 初出場のクラークを相手に7回まで2点のリードを許す展開。それでも聖光学院ナインは冷静だった。

 8回、四球と敵失に乗じて無死満塁とすると、小泉が走者一掃となる左中間への逆転三塁打。「初球から打とうと決めていました」と打のヒーローは「こういう(追いかける)展開は予想していました」と涼しい顔。「県大会でも終盤に逆転する試合を経験してきたので慌てることはなかったです」と胸を張った。

 10年連続出場の貫録を見せつけたが、斎藤監督は「落ち着き過ぎて、余裕があるような感じが気に食わなかった」と不満顔。「これまでのように泥臭くやってくれればいい」と、次戦以降の選手の奮闘に期待していた。

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