別次元だった…尽誠学園「150キロを超えると打てないだろう」

[ 2016年8月12日 17:23 ]

<尽誠学園・作新学院>7回、入江(左)に貴重な追加点となるソロ本塁打を許す尽誠学園・渡辺

第98回全国高校野球選手権大会第6日・2回戦 尽誠学園0―3作新学院

(8月12日 甲子園)
 尽誠学園は作新学院・今井の前にわずか5安打、得点を挙げられず甲子園を去った。

 初回に2点を先制され、終始後手に回る苦しい展開。今井攻略へ打線の奮起を待ったが、1番打者で3三振、一度も出塁できなかった弦本は「簡単に打たせてくれなかった。甘い球がなかった。追い込まれてから高めのつり球に手を出してしまった」とうなだれ、香川大会で打率5割超えも1安打に終わった4番・松井も「力負け。相手の投手が上だった。別次元という感じ。練習不足です」と唇をかんだ。

 試合を終え、松井義輝監督は「うちの粘り強い野球はできたと思う」としながらも、今井については「コントロールがよかった。いい高さの力のある真っすぐがなかなか打てなかった。150キロを超えると打てないだろう」と脱帽。「甘い球を逃さない相手の打線も一枚上だった」と相手校を称えた。

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2016年8月12日のニュース