ヤク西浦 3番弾で巨人粉砕「入るとは思わなかった」

[ 2016年8月12日 21:22 ]

<ヤ・巨>8回2死、西浦が左中間にホームランを放ちベンチの出迎えを受ける

セ・リーグ ヤクルト5―4巨人

(8月12日 神宮)
 ヤクルトの西浦直亨内野手(25)が大仕事をやってのけた。同点の8回2死走者なし。ここまで3打数無安打1四球で迎えた第5打席だった。プロ初の中継ぎ登板となった巨人の3番手・高木勇の変化球に迷いなくバットを振り抜いた。

 「入るとは思わなかった。ファンの皆さんの声援が一押ししてくれた」。左中間に伸びた打球はあっという間に左中間席に飛び込んだ。決勝の4号ソロ。山田、畠山、雄平らが負傷離脱する中、「3番・遊撃」で起用された男が試合を決めた。

 これでチームは3連勝。「自分らしい強いスイングを心がけた。変化球だったが、うまく粘りながら打てた。チームにとってしんどい時期だが、自分は試合に出られるし、アピールしていきたい」とさらなる活躍を誓った。

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2016年8月12日のニュース