富士見台ウルフ少年野球クラブ サヨナラ負けも「胸を張って帰ろう」

[ 2016年8月12日 13:59 ]

スポニチ主催高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球第5日・準決勝 小野東スポーツ少年団(兵庫)7―6富士見台ウルフ少年野球クラブ(神奈川)

(大田)
 初出場での快進撃がストップした。富士見台ウルフ少年野球クラブ(神奈川)は序盤に3点のリードを許すも、5回から1点ずつを奪って同点。無死満塁からスタートする特別延長に入った8回、押し出し死球などで3点を勝ち越した。

 しかしその裏、先発・小笠原大が1、2番に連打を浴びて同点。さらに1死一、三塁から相手の三塁ゴロの間にサヨナラ負けを喫した。それでも小笠原大の祖父である小笠原春夫監督は「子供たちには“胸を張って帰ろう”と言いました。この大会は楽しんでプレーしようと言っていたし、いい夏休みになったんじゃないかな」と振り返った。

 サッカーJ1・鹿島のMF小笠原満男は、小笠原大の親戚。神宮で行われた2回戦は観戦に来てくれたという。主将も務める小笠原大は「ボール自体は良かったけど、相手の方が上だった。でも、自分たちの力は出せたと思う」と話した。

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2016年8月12日のニュース