侍小久保監督 課題は「救援投手」 上原&田沢&マー君と面談

[ 2016年8月12日 05:30 ]

<レッドソックス・ヤンキース>試合前、レッドソックスのファレル監督(左)と談笑する小久保監督

 侍ジャパンの小久保監督が10日(日本時間11日)、大リーグ視察を開始し、レッドソックス―ヤンキース戦の前に上原、田沢、田中の両軍3選手と個別に面談した。

 今回の視察の目的は「招集ではなく激励」としたが、現状のチームの課題の一つを「救援投手」と明言。「権藤投手コーチとの話でも、そこが一番の重要ポイント。必要だと思っている」とし、現在の日本人大リーガーでは2人しかいない救援投手の上原、田沢は来年3月のWBCでの有力な招集候補となる。また11月にオランダ、メキシコと行う強化試合には、大リーガーは招集しない方針を示した。 (ボストン・後藤 茂樹)

 ▼レッドソックス・上原(小久保監督とは)雑談して、激励を受けただけです。早くケガを治して、と。招集どうこうという話はしていない。

 ▼レッドソックス・田沢(WBCは)素晴らしい大会だと思う。ただ選ばれたわけではないので。ここまで来ていただいたことに感謝したいです。

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