作新学院 今井 圧巻の151キロ!「実力以上のものが出た」

[ 2016年8月12日 16:50 ]

<作新学院・尽誠学園>1回2死、尽誠学園・山地を遊ゴロに仕留め雄叫びを上げる作新学院・今井

第98回全国高校野球選手権大会第6日・2回戦 作新学院3―0尽誠学園

(8月12日 甲子園)
 作新学院が尽誠学園を3―0で下し、3回戦進出を決めた。

 先発の今井が5安打完封13奪三振と快投。2回には現時点で今大会最速となる151キロを計測するなど、相手を圧倒した。

 小針崇宏監督は「初回にいい攻撃ができればと思っていた。今井が今日は出来過ぎだと思う。100球を超えても自分らしい投球ができていて、精神的な部分も成長しながらここまで来たので、最後まで粘り強かった」とエースの活躍を称えた。上々の滑り出しにも「終盤は少し消極的な部分があった。ボールを見極めることを優先していた。振りながら合わせていかなければ」と課題を挙げ、次戦へ向け意気込んだ。

 今井は「最初から一人で投げ切るつもりだった。完封はその結果です」。今大会最速で自身最速ともなった151キロを計測したことには「実力以上のものが出た。コースにも投げられ、自分の投球ができた」と手ごたえを口にし、「監督やチームメートも水分補給をした方がいいなど、細めに気遣ってくれた」とサポートへの感謝も忘れなかった。

続きを表示

2016年8月12日のニュース