ロッテ唐川 歓喜5年ぶり完封 志願の9回登板

[ 2016年8月12日 05:30 ]

<ロ・楽>ファンの寄せ書き入りの巨大焼き鳥串に食らいつく先制打の福浦(左)と完封勝利の唐川

パ・リーグ ロッテ4―0楽天

(8月11日 QVCマリン)
 ロッテ・唐川は8回を3者凡退に抑えると、志願して9回のマウンドに上がった。今江、銀次を見逃し三振に仕留め、最後は122球目で松井稼を左飛に。6安打に封じ、11年6月28日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来5年ぶりの完封勝利。お立ち台で「(完封)できると思ってなかったのでうれしい」と甘いマスクをほころばせた。

 最速144キロの直球と「僕はスライダーと呼んでいる」と言うカットボール気味の球で翻ろうした。9回の2三振も「スライダー」。1―0の6回1死満塁のピンチでも「抑えれば見せ場」と考える余裕があり、今江をカーブで遊飛、銀次を直球で中飛に抑えた。

 前回完封した11年は自己最多の12勝を挙げたが、それ以来2桁勝利がなく、14年は4勝、昨季は5勝止まり。今春キャンプも2軍だったが、一時肘を下げて投げることで横回転で効率よく力を伝える投げ方が身につき、昨季130キロ台中盤だった球速は10キロ近く上がった。伊東監督は「唐川に尽きる」。12日からは首位・ソフトバンク3連戦。唐川は「(先発の)石川さんが完封してくれると思う」と先輩にムチャぶりしておどけた。 (渡辺 剛太)

 ▼ロッテ・福浦(初回に通算1922安打目となる先制中前適時打)しっかり捉えられた。一本一本打てるように努力していきたい。

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