グリフィー氏らが殿堂入り表彰 “野茂の女房役”ピアザ氏も

[ 2016年7月25日 10:53 ]

殿堂に飾られるプラークを手に笑顔を見せるマイク・ピアザ(左)とケン・グリフィー両氏 (AP)

 米国の野球殿堂入り式典が24日、ニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、マリナーズやレッズなどで歴代6位の通算630本塁打を記録したケン・グリフィー氏(46)、ドジャースやメッツなどで427本塁打と強打の捕手として活躍したマイク・ピアザ氏(47)が表彰を受けた。

 史上最高の得票率99・3%で選出されたグリフィー氏は三拍子そろった大型外野手で、マーリンズのイチローが日本時代から憧れた存在だった。「簡単そうにやっていたと誤解されるが、必ずしもそうではない。日々の練習の積み重ねがなければ殿堂入りはできなかった」とスピーチで語った。

 ピアザ氏は野茂英雄氏がドジャースでデビューした時の正捕手として日本のファンにもお馴染み。スピーチでは当時の打撃コーチであったプロ野球、巨人でプレーしたレジー・スミス氏が日本時代に習得した練習方法でスイングが向上した逸話を披露。「(主に)メッツでプレーした選手で2人目の殿堂入りを果たし、大きな誇りと喜びを感じている」と感激に浸っていた。また、式典に出席していた父親に感謝のメッセージを送った際には涙する場面もあった。

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