【長崎】“鉄腕”長崎商・本田 全5戦完投「正直苦しかった」

[ 2016年7月25日 05:30 ]

<長崎商・大村工>完封にガッツポーズの長崎商・本田

第98回全国高校野球選手権長崎大会決勝 長崎商1―0大村工

(7月24日 長崎県営)
 長崎商が、エース本田の力投で29年ぶり7度目の出場を決めた。大村工打線を相手に8安打を許しながら完封。

 今大会全5試合を1人で投げ抜き、計559球の熱投でチームを大舞台へと導いた本田は「この夏は45イニングを投げきると心に決めていたけど、正直苦しかった。優勝したんだなと思ったら、自分を支えてくれた人の顔が浮かんできて…」と声を詰まらせた。

 チームのスローガンである「奪」を体現したナインだが、まだ道は半ばだ。「長崎代表として恥じない戦いをしたい。目標は全国制覇です」と本田。その目に迷いはない。エースはこの先に待つ夢舞台へ視線を向けた。

 ▽長崎商(長崎)1885年創立。女子ソフトボールも盛ん。

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2016年7月25日のニュース