春準Vの高松商、決勝で涙…大曲工、京都翔英、創志学園は夏初切符

[ 2016年7月25日 16:00 ]

<角館・大曲工>優勝を決め大曲工ナインが応援スタンドにダッシュ

 第98回全国高校野球選手権大会の地方予選は25日、6地区で決勝が行われ、香川大会は、今春センバツ準優勝の高松商が1―5で尽誠学園に敗れ、20年ぶり20回目の夏の甲子園出場を逃した。

 高松商は初回に1点を先制したが、その後は相手エース・渡辺の前に打線が沈黙。2回に同点とされると、3回にはあっさり勝ち越しを許し、計5点を失って完敗した。尽誠学園は07年以来9年ぶり11回目の夏出場。

 秋田大会は、大曲工が3―7で迎えた8回に一挙5点を奪って逆転。角館を8―7で下し、夏初切符を手にした。

 京都は、春の県大会を制した京都翔英が11―1で福知山成美に大勝し、夏初出場。3回までに6―1とリードを奪うと、終盤にも着実に加点。14安打で11得点を挙げると、投げては滝野、高向のリレーで相手打線を1点に抑えた。

 岡山は、創志学園が4―1で玉野光南に逆転勝ちし、春夏連続切符。1点を追う9回に4点を挙げて試合をひっくり返し、夏初の甲子園行きを決めた。

 佐賀は、唐津商が佐賀商に16―5で大勝し、5年ぶり5度目の夏の甲子園出場。4―2の5回に一挙6点を加えて突き放し、強打の佐賀商を圧倒した。

 大分は、大分が佐伯鶴城を8―2で下し、2年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。2―2で迎えた延長10回、大分が一挙6点を奪って勝利を収めた。

 また、和歌山大会準々決勝では、春夏合わせて甲子園32回出場の強豪・智弁和歌山が5―10で市和歌山に敗れ、2年連続の夏切符を逃した。

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