青木、今季初3安打で岩隈援護!同学年「2人で勝てるように」

[ 2016年7月25日 05:30 ]

ブルージェイズ戦の6回、右前打を放つマリナーズ・青木

ア・リーグ マリナーズ14―5ブルージェイズ

(7月23日 トロント)
 マリナーズ・青木が今季初の1試合3安打で、先発した岩隈の11勝目に大きく貢献した。4回無死満塁で遊撃手のグラブをはじく適時内野安打とすると、6回無死一、三塁でも右前適時打。9回2死からも右前打と快音を響かせ続けた。

 「メジャーの舞台で3本出たのはやっぱりうれしい。岩隈の援護もできたし良かった」。昨年8月21日以来となる固め打ちを素直に喜んだ。不振でマイナー落ちを味わったが、復帰後は3試合で15打数6安打の打率4割と成果を示している。

 メジャー復帰が決まった直後、岩隈から「また頑張ろう」と激励のメールを受け、「よろしく」と返した。同学年の右腕登板時は、これまでも打率・306と援護してきたが、「ずっとチームの柱として戦い続けていた。俺もまたここで踏ん張って、2人で勝てるようにしたい」と改めて共闘を誓い合った。

 チームは3連勝。プレーオフ進出圏内のワイルドカード2位ブルージェイズに2連勝し、ゲーム差を3・5とした。青木は「後半戦は始まったばかりだし、自分が良くなったとは思いたくない」と巻き返しへ表情を引き締め直した。(小林由加通信員)

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2016年7月25日のニュース