ロッテ涌井 11被安打も完投8勝「ドカーンはやめようと」

[ 2016年7月25日 05:30 ]

<楽・ロ>2失点完投勝利の涌井

パ・リーグ ロッテ3―2楽天

(7月24日 コボスタ宮城)
 エースのロッテ・涌井が粘って8勝目をつかんだ。2回に5連打を浴びて2点を失ったが、3回以降は低めを意識して無失点。9回2死一、三塁も島内を一ゴロに抑えた。11安打を浴びながら2失点で完投勝利。

 6月27日のソフトバンク戦(東京ドーム)以来の白星に「ヒットはいいけど、ドカーン(本塁打)はやめようと思って投げていた」と話した。球宴では日本ハムの大谷からフォークの握りを教わり、この日の後半戦最初の登板で試したが「自分には合わない」と手応えはイマイチ。それでも百戦錬磨の投球術は健在で「数少ない投げ合いが楽しみな投手」という楽天・則本に投げ勝った。

 ▼ロッテ・鈴木(1点を追う7回にデスパイネの同点ソロの後に右翼席に決勝の6号ソロ)デスパイネの一発で雰囲気が変わった。

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