元西武・山本が好投!日立製作所、創部100年目で初の決勝進出

[ 2016年7月25日 23:04 ]

<東京ガス・日立製作所>3回を無失点で抑え、ガッツポーズしベンチに戻る日立製作所先発の山本

第87回都市対抗野球準決勝 日立製作所2―0東京ガス

(7月25日 東京ドーム)
 かつて西武でプレーした日立製作所・山本淳投手(34)が、準決勝の東京ガス戦に先発。7回5安打無失点の好投で、チームを創部100年目にして初の決勝進出に導いた。

 「いやあ、ホントにうれしいです。僕は白星に縁がない野球人生なんで」。前日の準々決勝後、宿舎の和久井勇人監督の部屋を訪ねて自ら先発を志願。「自分の力でチームを勝たせたかった」。TDK千曲川時代の05年にも都市対抗に出場しているが、登板4試合目にして初先発&初勝利となった。

 西武では07~13年にプレー。1軍では2度の先発機会があったが「プロではチャンスを逃してばかりだった」と未勝利のまま退団した。「(力を)出し切りました」。投球の際にグラブをはめた左手を力一杯握ってしまうため、試合後には左手もアイシング。直球は最速149キロ。まさにこん身の熱投だった。

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2016年7月25日のニュース