大瀬良、7・20今季初登板初先発へ 直球140キロ台後半に戻った

[ 2016年7月16日 11:14 ]

広島の大瀬良

 右肘痛で2軍調整を続けていた広島・大瀬良大地投手(25)が20日の中日戦(マツダ)で今季初登板初先発に臨むことが濃厚になった。15日にマツダスタジアムでの全体練習に福井とともに合流。キャッチボールやランニングなどで調整し、「真っすぐが140キロ台後半まで戻っている。これだったら大丈夫かなと思う」と自信をのぞかせた。

 3年目の今季は開幕投手候補と目されながら2月22日に右肘痛でキャンプ地の沖縄を離れ、同25日に「右肘内側側副靱帯(じんたい)部分損傷で2週間の安静加療」と診断された。慎重なリハビリを経て6月2日のウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)で実戦復帰。5度目の登板になった前回10日の同オリックス戦(マツダ)では7回1/3を2失点に抑え、最速147キロで復調を示した。

 畝投手コーチは「いいボールを放っていた」と評価し、緒方監督も13日の前半戦総括で「オールスター明けに帰ってきて、しっかりゲームをつくってほしい」と先発起用を示唆していた。先発陣が厚みを増せば、独走態勢はさらに強固となるだけに期待は大きい。

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2016年7月16日のニュース