【東東京】都城東・小林 代役で先発も8回零封

[ 2016年7月16日 05:30 ]

<日大一・都城東>小雨が降る中、8回3安打無失点の粘投を見せた小林

第98回全国高校野球選手権東東京大会3回戦 都城東5―0日大一

(7月15日 江戸川区)
 都城東の2年生・小林が公式戦初登板で8回3安打無失点。父・史人さん(51)の母校、日大一を下して好スタートを切った。今秋ドラフト候補に挙がる145キロ右腕・関根が体調不良でベンチを外れ代役で先発した右腕は「昨年の秋も今年の春も投げられなかったので興奮状態だった」と126球の熱投を見せた。毎回走者を背負い8四死球と制球も乱したが「元々、走者を出しちゃうタイプ」と強心臓ぶりを発揮。名前は「甲汰」と書いて「かんた」と読む。甲子園に行けるようにという願いが込められている。

 01年以来15年ぶりの聖地へ。あす17日の4回戦では関根も間に合う見込みだ。池上茂監督は「(小林は)四死球を出し過ぎだったけど予想外」と“怪投”を喜んだ。(川島 毅洋)

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2016年7月16日のニュース