工藤監督 殿堂入り表彰式で感慨「重たいものだと感じた」

[ 2016年7月16日 05:30 ]

野球殿堂入り表彰で記念写真に納まる斎藤雅樹氏(左端)とソフトバンクの工藤監督(中央)ら

 今年1月に野球殿堂入りしたソフトバンク・工藤公康監督(53)、巨人の斎藤雅樹2軍監督(51)、故・榎本喜八氏(享年75)の表彰式が球宴第1戦の試合前に行われ、ソフトバンクの王貞治球団会長から花束が渡された。

 ユニホーム姿での受賞は11年の中日・落合監督(当時)以来となる工藤監督は西武、ダイエー、巨人、横浜の4球団でプレーし、実働29年で224勝。14度のリーグ制覇、11度の日本一に貢献して「優勝請負人」と呼ばれた。あいさつした指揮官は「4球団でお世話になり、多くのことを学んだ。(殿堂レリーフは)持った瞬間、重みがありました。そのくらい重たいものだと感じた。緊張もしましたけど、ひしひしと伝わりました。これからは野球殿堂に入れる選手たちをつくっていきたい」と喜びをかみしめていた。

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2016年7月16日のニュース