【球宴】大谷、一発含む3安打2打点でMVP「楽しかったです」

[ 2016年7月16日 21:11 ]

<全セ・全パ>5回無死、左中間にソロ本塁打を放ち、ベンチの祝福を受ける大谷

マツダオールスターゲーム2016第2戦 全パ5―5全セ

(7月16日 横浜)
 先発投手としてファン投票で選出されながら右手中指のまめの影響で登板できない日本ハム・大谷は全パの5番・指名打者で先発出場、球宴初アーチとなるソロ本塁打を含め3安打2打点2得点と大活躍し、最優秀選手賞(MVP)を獲得した。

 2回の第1打席は地元・横浜の左腕・石田と対戦し、2ボール2ストライクから127キロのスライダーを見逃し三振に倒れたが、3点を追う5回先頭で井納(DeNA)の初球、外角高めの145キロの速球を左中間スタンド中段へ豪快な一発。3―3の7回には左前打で出塁し、一時は勝ち越しとなるホームを踏んだ。さらに逆転を許した8回には2死一、二塁から同点の右前タイムリー。5―5の引き分けに終わった試合で堂々と“主役”を演じ切った。

 「(チームも)いい攻めができていたし、自分自身もいいバッティングができた」と自画自賛。本塁打に関しては「ピッチャーが代ったばかりだし、初球なので真っ直ぐだけを狙っていた」と狙い通りの一発だったと明かした。

 前日の第1戦では試合前のホームランダービーに初出場して初優勝。そして第2戦ではMVPを獲得。「投手として選ばれたので自分のパフォーマンスを見せられたらと思っていたけど、こういう形(野手としての出場)になってしまったので何とか結果を出したかった。楽しかったです」と振り返った。

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