山田 逆転弾で通算100号王手!本塁打のコツは「ありのままに」

[ 2016年7月3日 18:32 ]

<ヤ・巨>7回無死一塁山田は2ランを打つ

セ・リーグ ヤクルト6―3巨人

(7月3日 秋田)
 ヤクルトの山田哲人内野手(24)が3日の巨人戦で2試合連続となる28号2ランを放ち、チームの5月21日以来となる最下位脱出の大きな原動力となった。

 試合は初回に先制も5回に逆転を許し、反撃を狙う中、7回に山田が無死一塁から放った28号逆転2ランで勢いづき、この回計4点を取って巨人を突き放した。

 2試合連続弾で通算100本塁打にあと1本と迫った山田は、試合後に「すごい気持ちいですね」と連日のお立ち台に充実の表情。この日の逆転弾については「昨日よりはいい弾道でしたし、行くと思いました」と打った瞬間に本塁打だと確信していたことを明かした。

 この日は秋田での試合、プロ野球選手を夢見る子どもたちも多く駆けつけた。本塁打のコツは?と尋ねられると「ありのままに行くしかないと思います」「何も考えず打席では自分のスイングをするだけ」と山田節でアドバイスを送った。 

 巨人に勝利しチームは阪神を抜き5位に浮上。山田も「勝利に貢献できるプレーをしていきたい」と意気込むと、スタンドからは歓声が沸きあがった。

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