代走マー君 幻に…指揮官「田中を準備させていた」

[ 2016年7月3日 05:30 ]

ヤンキースの田中(左)は試合前、楽天時代の同僚で、パドレスの編成本部付インターンを務めている斎藤隆氏と話し込む

インターリーグ ヤンキース6―7パドレス

(7月1日 サンディエゴ)
 「代走・田中」は幻に終わった。ヤンキースは5点を追う9回に4点を返した後、右太腿に不安を抱える代打・ベルトランが二塁打。野手は控え捕手のロマインしか残っておらず、ジョー・ジラルディ監督は「代走に田中を準備させていた」と明かした。

 かねて俊敏な守備の動きを指揮官が「あれなら代走で起用できるな」と評価。エースも「準備はしていました。あるかもしれないということで」と話したが、実現せず試合にも敗れた。試合前には楽天時代の同僚でパドレスの編成本部付インターンを務める斎藤隆氏と再会。「なかなか機会がないから、いろいろ話しました」と振り返った。 (大林 幹雄)

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2016年7月3日のニュース