【西東京】都大泉コールド敗退 再入部の今村、最後は1回3失点

[ 2016年7月3日 21:00 ]

第98回全国高校野球選手権・西東京大会1回戦 都大泉2―13都杉並

(7月3日 ネッツ多摩昭島)
 都大泉は2―13で都杉並に5回コールド負けを喫した。

 3回1死満塁のピンチから3番手で登板した今村大輝選手(3年)は一度、野球部を退部したが、再び入部した経歴を持つ苦労人だ。「チームと合わないと感じて一度辞めたが、他校の試合を観たときに、再び夏の大会で頑張りたいと思った」。1メートル86、75キロの恵まれた体格を誇る左腕。最初の打者でボークを取られてしまったが、「すぐに切り替えられた」と中飛、投ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。

 高校最後のマウンドは1回3安打3失点。これで3年生7人が引退となり、部員は1、2年生計5人となる。今村は「自分たちの代が抜けて人数は少なくなるけど、奇跡を信じて頑張ってほしい」とエールを送った。

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2016年7月3日のニュース