【東東京】都桜修館中教校 135キロ右腕・小林が6回無失点

[ 2016年7月3日 14:20 ]

<都桜修館中教校・都桜丘>6回無失点と好投した都桜修館中教校のエース小林

第98回全国高校野球選手権・東東京大会1回戦 都桜修館中教校6―0都桜丘

(7月3日 大田)
 都桜修館中教校の最速135キロを誇るエース右腕・小林宗弘投手(3年)が6回無失点の好投で初戦突破に導いた。強風の中での投球に「フライは避けて、ゴロを打たせようと思っていた」と低めを突き、結果的には7奪三振。「1球ごとに強気で投げようと思っていた。自分の代になって初めての夏の初戦なので、次の試合につながる投球をしようと思っていた」と笑顔で振り返った。

 中高一貫の同校に中学から入学し、中学時代は強豪・世田谷西シニアでプレー。全国優勝も果たしたが「僕はギリギリ背番号をもらえたくらいだったので…何もしてません」と謙そんしたが「たくさんトレーニングをしたり、引退しても練習のフォローをしてもらったのが今に活きている」と感謝した。

 学校のグラウンドはサッカー部と共用で内野のダイヤモンドのスペースをとるのがやっと。今冬には選手の発案で校庭の土を集め、2レーンあったブルペンを3レーンに増設するなど工夫をこらしている。「人数は多くないけれど、チーム力で一つでも多く勝ちたい」と力を込めた。

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2016年7月3日のニュース