【東東京】駿台学園 15安打8得点大勝、背番6右腕の望月快投

[ 2016年7月3日 20:16 ]

第98回全国高校野球選手権・東東京大会1回戦 駿台学園8―0早稲田

(7月3日 神宮)
 駿台学園は15安打8得点と打線が爆発し、初戦を突破した。投げては故障明けのエース右腕・伊藤に代わり、背番号6のサイド右腕・望月が公式戦初登板で好投した。6回に打球が右足を直撃するアクシデントにも耐え、8回を3安打無失点に抑えた。望月は「8回無失点はよかったが、四死球ゼロが理想。足に打球が当たってから思うように投げられなかったのが課題」と振り返り、「次は完投したいという意識はないが、終わったときに完投しているのがいい」と、早くも東京実との2回戦(10日)を見据えた。

 97~01年に東大で監督を務めた三角裕部長は落ち着いた様子で「実質、東東京の開幕戦ということで良いクジを引いたと思っている。まだ試験中なので、硬さはあった。今年は3年生を中心とした打撃のチーム。長打が出たのは良かった。今日は追い風でかなり打者有利だったね」と振り返った。

 今春リーグ戦で24季ぶりの1シーズン3勝を挙げた東大の試合は「3試合ほど見に行きました」という。土曜は授業のため、エース宮台の登板試合は見られなかったそうだが「浜田(監督)は私が東大で助監督をしていた時の1年生。連敗中は心配だったが、今は思い切ってやっていた」と評価。「春は勝った試合を見れなかったんですよ(笑い)。秋には見られたらいいですね」と、秋季リーグ戦での快進撃を願っていた。

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2016年7月3日のニュース