呉昇桓 完ぺき投球でメジャー初セーブ!「大きな達成の一つになった」

[ 2016年7月3日 13:59 ]

<カージナルス・ブルワーズ>メジャー初セーブを挙げたカージナルスの呉昇桓は捕手のモリーナとタッチ (AP)

ナ・リーグ カージナルス3―0ブルワーズ

(7月2日 セントルイス)
 昨季まで阪神で活躍していたカージナルスの呉昇桓(33)が2日、ホームのブルワーズ戦でメジャー初セーブを挙げた。

 呉昇桓は3―0とリードして迎えた9回、3番手の投手としてマウンドに上がると、4番から始まるブルワーズ打線を三者凡退。最後の打者となったニューエンハイスを空振りの三振に切って取ると、小さくガッツポーズを作ってみせた。

 今季から加入したカージナルスではこの一戦まで39試合に登板して14ホールド、防御率1・58と中継ぎとして安定した成績。開幕からクローザーを務めていたローゼンタルが不振で、チームは配置転換を決めると、日韓通算357セーブと実績十分の呉昇桓を新守護神に任命した。

 新しい役割を与えられた初戦で1イニングを無安打2奪三振。完ぺきな13球を見せた呉昇桓は試合後に「この気持ちを表すには“幸せ”の一言。メジャーでのセーブは自分の野球キャリアで達成したことの中でも大きなものの一つになった。チームの勝利に貢献できてうれしい」と笑顔を見せていた。

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