ソフトB 両リーグ30勝1番乗り 昨季より7試合も早く到達

[ 2016年5月29日 05:30 ]

<ロ・ソ>2回2死二塁、柳田は左中間に特大の2ランを放ち出迎えを受ける

パ・リーグ ソフトバンク10―2ロッテ

(5月28日 QVCマリン)
 ドカンと3発。ソフトバンクが2桁10点を奪って2位・ロッテを圧倒し、12球団で30勝一番乗りを果たした。

 昨季より7試合も早い47試合目での到達。まずは3番・柳田だ。2回に元同僚のスタンリッジから左中間席上段へ。QVCマリンのスタンドがどよめく。130メートルの7号2ランに、「芯に当たった。しっかりタイミングも取れた」と満面の笑みで話した。

 これで、柳田が一発を放った試合でチームは7戦全勝。「たまたまです」と謙遜した主砲だが、そのバットが打線の勢いを加速させる。6回に2番・今宮が4号ソロ、8回には4番・内川が7号2ランで続いた。今宮は自己最多タイの4打点で、2~4番の3人で計9打点を叩き出した。

 前夜の1―0勝利から一転しての大勝劇。工藤監督は「交流戦前のヤマ場だと思っていた。良かった」と話したが、これで6連勝となり、ロッテとのゲーム差は今季最大タイの5。セ・リーグ各球団は、今から震え上がっているに違いない。

 ▼ソフトバンク・千賀(7回2失点で4勝目も7四死球で131球を要し)調子は良かったけど、リズムが悪かった。

 ≪11年以来5年ぶり≫ソフトバンクが両リーグ最速で30勝。チームで30勝両リーグ一番乗りは11年以来5年ぶり14度目(前後期制時を除く)。うち47試合以下での達成は11年(44試合)以来9度目で、過去8度のうち5度リーグ優勝に結びつけている(他に05年はシーズン勝率1位)。

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2016年5月29日のニュース