ダルに絶賛の嵐「全てが良かった」 初コンビの女房役「想像通り」

[ 2016年5月29日 13:13 ]

パイレーツ戦で3回を投げ終え、バニスター監督とハイタッチするレンジャーズのダルビッシュ(AP)
Photo By スポニチ

インターリーグ レンジャーズ5―2パイレーツ

(5月28日 アーリントン)
 ダルビッシュとは初コンビとなった今季から新加入のレンジャーズ捕手ウィルソンは「素晴らしい投球だった。ユウ(ダルビッシュ)が帰ってきてくれてうれしいし、想像していた通りの素晴らしい出来だった」と復活したエースの投球を絶賛した。

 中でも速球の力強さは目を見張ったという。「98マイル(約158キロ)の直球もあったし、今日は特にシンカー(ツーシーム)が凄く良かった。90マイル(約145キロ)をゆうに超えていたね」と速球系中心の組み立てとなった理由を説明した。

 また勝負所では左打者の外角に決まる通称バックドアや、右打者の外に逃げていくスライダーのいずれもが落差があり、精度も高かった。「外角のスライダーがどの打者にもよく決まっていた。カーブも良かった。今日は全てが良かったんだよ」と振り返り続けていくうちに絶賛の嵐となった。

 打線は初回に3点を挙げて援護した。3番フィルダーの遊ゴロの間に1点を先制し、続くベルトレがバックスクリーンへ9号2ラン。この一発で通算1501打点とし、史上54人目の1500打点到達を成し遂げた4番打者は「ユウが帰ってきてみんな興奮しているよ。俺たちが打って、彼がそれを守り抜く。またそうすることができて本当にうれしいんだ」と笑顔で復帰を歓迎した。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月29日のニュース