中日・福 18戦目で初黒星 11回に3失点「糧にしたい」

[ 2016年5月29日 05:30 ]

<中・ヤ>11回、福(右から2人目)は2死から連打でピンチを迎え、すかさず近藤コーチ(右端)がマウンドに向かうが、流れを止められず

セ・リーグ 中日6―9ヤクルト

(5月28日 ナゴヤD)
 中日は総力戦の末、延長11回に7番手のルーキー福が打たれて接戦を落とした。

 2死から長打を警戒した武内に四球を与えると、雄平には左前打され一、二塁。続く中村には、低めのスライダーを右翼線二塁打され2失点。比屋根にも中越え三塁打を浴び、決定的な3点を失い「自分自身で苦しくしてしまって情けないです。糧にしたいです」と振り返った。

 打線も13安打6得点したが、結果的に中継ぎ陣が踏ん張れず一日で勝率5割に逆戻り。この日も6回1失点と粘ったジョーダンが先発した試合はここまで5勝1分けだったが、不敗神話も崩れた。18試合目の登板でプロ初黒星を喫した新人左腕に対し、谷繁監督は「厳しい場面の1アウトが取れるかどうか。それが取れれば自信にもなる。力にしてくれたら」と成長を期待した。

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2016年5月29日のニュース