日本ハム・大谷“真二刀流” DH使わず「6番・投手」で先発出場

[ 2016年5月29日 12:25 ]

パ・リーグの試合でも、DHを使わず打席に立つことになった日本ハムの大谷

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が29日、コボスタ宮城で行われる楽天戦で「6番・投手」として先発メンバーに名を連ね、“真の二刀流”に挑戦する。これまで投手で先発し打席に立った過去5試合はいずれもDH非採用の交流戦。DHを放棄し、投手で先発打順に入ることは自身初となる。

 大谷の今季ここまで、投手では9試合で2勝4敗、防御率3・02。打者としては打率・342、19打点で8本塁打を記録している。

 ≪大谷の過去の登板&打席≫

 ▼13年6月18日 広島戦(マツダ)に「5番・投手」で初の二刀流出場。投では4回3失点も、打ではプロ初の勝利打点をマーク。3打数1安打1打点で、途中から右翼の守備に。

 ▼同8月18日 ソフトバンク戦(帯広)に「5番・右翼」でスタメン出場し、5点ビハインドの8回にマウンドへ。1回1安打無失点に抑える。

 ▼14年5月20日 中日戦(札幌ドーム)に「7番・投手」で出場し本拠地初の二刀流。同年交流戦はパ本拠地でDH制を採用しなかったためで、打っては3打数無安打。投手では5回0/35失点だった。

 ▼同6月4日 広島戦(同)で、投げてはプロ入り後最速の160キロをマークして白星。5回には前田健(現ドジャース)から二塁打を放った。

 ▼同11日 巨人戦(同)。右ふくらはぎがつって6回1/3を1失点で降板。打では2打数無安打。

 ▼15年6月6日 阪神戦(甲子園)。「7番・投手」で先発して7回1失点。打っては3三振で0―1で黒星を喫した。

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