巨人7連敗でストップ 虎キラー高木が救った7回1失点 坂本千金弾

[ 2016年5月29日 16:21 ]

<巨・神>気合の入った投球を見せる高木勇

セ・リーグ 巨人2―1阪神

(5月29日 東京D)
 巨人は先発・高木が7回3安打1失点の力投を披露し、連敗を7でストップした。阪神打線を4回の鳥谷のソロ本塁打による1点のみに抑えると、マシソン、沢村が無失点リレー。1点差試合を制し、20日の中日戦以来となる白星を手にした。

 クルーズに代わって長野が4番に入り、脇谷1番、亀井5番と打線を組み替えて臨んだ巨人。先発・高木が3回まで走者を許さずパーフェクトピッチングを披露すると打線も応え、3回に2点を先取した。1死から脇谷が右中間二塁打を放つと、続くルーキー重信の中前適時打で先制。重信の走塁死で2死となったが、続く坂本が阪神先発・メッセンジャーのフォークを左翼スタンドに叩き込み、リードを広げた。

 高木は援護をもらった直後の4回、先頭の鳥谷に一発を浴びたが、その後は散発2安打に抑えて7回107球でお役御免。阪神戦通算3勝0敗の“虎キラー”が単独最下位転落の危機を救い、今季4勝目を挙げた。

 阪神はわずか3安打と打線が振るわず、同一カード3連勝を逃した。先発のメッセンジャーは6安打2失点で8回123球を投げ抜いたが、今季4敗目。

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2016年5月29日のニュース