マエケン 5回無失点で6戦ぶり白星!初回アクシデント乗り越えた

[ 2016年5月29日 11:29 ]

メッツ戦に先発したドジャース・前田健太(AP)

ナ・リーグ ドジャース9―1メッツ

(5月28日 ニューヨーク)
 米大リーグ、ドジャースの前田健太投手は28日(日本時間29日)、敵地ニューヨークで行われたメッツ戦に先発。初回に強烈なライナーが右手を直撃するアクシデントに見舞われたがそのまま続投し、5回2安打無失点で4勝目(3敗)を挙げた。

 5試合連続で白星から遠ざかっている前田は初回2死から3番・コンフォートの強烈なライナーが右手に直撃。痛みに顔をゆがめた。緊急降板かと思われたがそのまま続投。続く4番・セスペデスを遊ゴロに打ち取り、初回を気合で乗り切った。

 メッツの先発は11日に前田から2打席連続本塁打を放ったシンダーガード。前田との対戦が注目されていたが、3回にドジャースの1番・アットリーへの投球が危険球と判定され退場に。前田との再戦を前にマウンドを降りた。

 序盤から波乱の展開となったが、前田はアクシデントの影響を感じさせない投球。初回に2安打されて以降、5回までメッツ打線に安打を許さなかった。

 すると打線が6回にアットリーの右越えソロなどで2点を先取。前田は勝利投手の権利を持って、5回75球でマウンドを降りた。

 ドジャースは前田の降板後、アットリーの2打席連続本塁打となるグランドスラムなどで大量リード。9―1で勝利し、前田は4月23日のロッキーズ戦以来6戦ぶりとなる4勝目を挙げた。

 ▼前田の話 久しぶりに勝ててうれしい。5回で交代した後に点を取ってもらい、野手に勝ちを付けてもらった。(打球が当たった右手甲は)骨には異常がなかったし、次も影響なく投げられると思う。

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