慶大 小原兄弟がリーグ戦で初めて同じグラウンドに

[ 2016年5月29日 18:25 ]

<早大・慶大>慶大は6回1死二塁から兄の小原大(左)が投げ、弟の小原和が二塁を守る

東京六大学春季リーグ戦 慶大3―7早大

(5月29日 神宮)
 慶大の小原兄弟がリーグ戦で初めて同じグラウンドに並び立った。

 弟・和樹内野手(1年、盛岡三)が「1番・二塁」でスタメン出場。高校時代に日本ハム・大谷翔平投手の控え投手として活躍した兄・大樹投手(4年、花巻東)が6回途中から登板し、兄弟同時出場が実現した。

 兄は2回2/3を無失点。弟は4打数無安打に終わった。チームは敗れただけにともに悔しそうな表情は浮かべていたが、当初から「2人で同じ神宮の舞台に立ちたい」と口をそろえていただけに早慶戦の舞台で夢を叶えた。

 兄は「ちょっと気恥ずかしかった。きょうは弟に“気持ちで投げろ”と言われてしまった。あいつは怖いもの知らずです」と苦笑い。弟は「しっかり守ってあげようと思った。またお互いに結果を出して、一緒の舞台に立ちたい」と話した。

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2016年5月29日のニュース