智弁学園 逆転サヨナラで初決勝 龍谷大平安は甲子園100勝ならず

[ 2016年3月30日 13:23 ]

<智弁学園・龍谷大平安>9回、1死満塁の場面で逆転のサヨナラ2点適時打を放ちガッツポーズを決める智弁学園・納

第88回選抜高校野球大会第10日・準決勝 智弁学園2―1龍谷大平安

(3月30日 甲子園)
 第88回選抜高校野球大会第10日は30日、準決勝2試合が甲子園球場で行われ、第1試合は2年ぶり10回目出場の智弁学園(奈良)が4年連続40回目出場の龍谷大平安(京都)をサヨナラで下し、春夏通じて初の決勝進出を決めた。龍谷大平安は最多の中京大中京(133勝)に次ぐ全国2校目の春夏通算100勝に王手を懸けていたが、まさかの幕切れで2年ぶりの決勝を逃した。

 0―1と1点を追う智弁学園は9回、1死から3連打で満塁とすると、1番・納が中前に打球を運び2人の走者が生還。土壇場からの4連打で試合にピリオドを打った。

 先発の村上は7安打1失点で9回を完投。126球の粘りの投球でチームに勝利を引き寄せた。

 龍谷大平安は3回に相手守備の乱れから先制。その後は得点圏に走者を出すも、追加点を奪えなかった。先発の市岡は8回まで8安打を許すも相手に得点を許さなかったが、あと2人を抑えれば、勝利という場面から4連打を浴びた。

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