ヤクルト、5戦目で今季初白星!“新戦力”鵜久森が救った!

[ 2016年3月30日 21:24 ]

<ヤ・神>4回1死、勝ち越し本塁打を放った鵜久森(手前)を笑顔で迎える真中監督

セ・リーグ ヤクルト8―4阪神

(3月30日 神宮)
 昨季リーグ王者のヤクルトが、開幕5戦目にしてようやく今季初白星を挙げた。2回に今季初の先制点を奪って流れをつかむと、同点とされた直後の4回には新加入の鵜久森がスタメン起用に応える4季ぶりの一発で勝ち越し。その後も味方打線の援護を受けた先発・成瀬は6回2安打1失点と好投し今季1勝目を飾った。

 ヤクルトは2回、1死から雄平が二塁内野安打で出塁すると、2死後に大引が左翼線に適時二塁打。今季5試合目で初めて先制点を奪った。追いつかれた直後の4回には、新加入の鵜久森が左越えに1号ソロ。日本ハム時代の12年に4本塁打を放って以来4季ぶりの一発で勝ち越した。

 6回にも鵜久森がチームに流れを呼び込んだ。1死から遊撃内野安打で出塁。代走・上田が告げられベンチに下がったが、その上田が二盗に成功。続く西浦がバットを折られながらも一塁・ゴメスの頭上を超える一打を放って上田が生還。さらに中村の左越え1号2ラン、畠山の右前2点適時打でこの回一挙5点を奪い勝負を決めた。

 阪神は4回、ヘイグが来日1号となる左越えソロを放ち一時は同点に追いついたが、8回まではこの1点のみ。9回にゴメスが2試合連続の3号3ランを左中間に放ち意地をみせたが反撃はそこまで。先発・岩田が5回2/3を11安打7失点と乱れたのが響き、チームの連勝は3でストップした。

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