広島　鬼門ナゴヤＤで８連敗…２点リードも６回暗転、逆転負け

＜中・広＞６回、同点に追いつかれ降板する野村（中央）

セ・リーグ 広島２―４中日

（3月29日 ナゴヤＤ）
　広島は昨年１勝１０敗と相性が悪かったナゴヤドームで、今季も２―４の黒星スタート。ナゴヤドームでの連敗は８に伸びた。連勝は２でストップし、勝率５割に逆戻りした。

　２回に新井の左中間適時二塁打で先制するなど試合の主導権を握ったが、２点リードの６回に暗転。野村がナニータに同点打を浴び、代わったオスカルも流れを止められなかった。

　通算２０００安打まで２４本とした新井は「相性が悪いとかは言っていられない。１点でも多く、点を取ってあげられるように頑張る」と気持ちを切り替えた。

　緒方監督も明るい表情で「また明日。新人が投げるので、早い回に点を取って、ウチのペースに持ち込みたい」と巻き返しを誓った。３０日はルーキーの横山が初先発。チーム一丸で勝利を目指す。