高松商「向こうは一万戦錬磨の人」 植田響は同じ4番・捕手にライバル心

[ 2016年3月30日 05:30 ]

ガッツポーズを見せる高松商の植田響介(右)と弟の理久都

第88回センバツ高校野球準決勝 高松商―秀岳館

(3月29日 甲子園)
 高松商(香川)は西宮市内のグラウンドで約2時間練習。55年ぶりの決勝進出に向けて主砲・植田響が同じ4番で捕手の秀岳館・九鬼にライバル心を燃やした。

 「送球が良くて打てる捕手。自分と似ている」と相手を認めながら「リードでは負けたくない」と闘志満々だった。準々決勝の海星戦で本塁打を記録するなど、打撃も3試合で12打数6安打と絶好調だ。長尾健司監督は「向こうは百戦錬磨どころか一万戦錬磨の人」と豊富なアマでの指導歴がある鍛治舎監督を意識。「監督では私の3回コールド負け。20―0」と話しながらも、選手の奮起に期待していた。

続きを表示

2016年3月30日のニュース