仙さん、オコエは「立浪以上」 人間性も評価「自分を客観的に…」

[ 2016年2月14日 06:45 ]

星野球団副会長(左)が見守る前でフリー打撃を披露するオコエ

 大きく育て!楽天の星野仙一球団副会長が、沖縄県金武町で行われている1軍練習を視察。ドラフト1位のオコエ(関東第一)の将来性に期待し、人間性も絶賛した。

 ケージ裏で見守ったオコエのフリー打撃。まだ粗削りながら豪快にスイングする18歳が闘将の目には頼もしく映った。視察を終えると「今年は故障者が出なければ優勝争いできる」と期待し、オコエについては「内野と外野で違うけどスケールは(立浪)和義以上」とかつての教え子の名を挙げて絶賛した。

 常々「若手育成が監督のロマン」と語っていた星野副会長は、中日監督時代の88年にドラフト1位で入団した高卒の立浪を110試合で起用。打率は2割台前半に低迷するも我慢の起用が実を結び、通算2480安打の名選手となった。もちろん高卒新人がすぐに結果を出せるほどプロは甘くない。「これから実戦で壁にぶつかってほしい。変に打つと“プロはこんなものか”と思ってしまう。相手に“絶対に抑えろ”と言おうかな」と「洗礼」を希望した。

 その人間性も高く評価している。昨年末にテレビでオコエの特集番組を見た星野副会長は「高校生なのに自分を客観的に見ていた。高卒でそんな選手は過去にいない」と驚いた。オコエは7日の紅白戦で三塁打を放ったが、その後も左脇が開く悪い癖を直すために悪戦苦闘中。自分が置かれた立場を把握し、課題を持って日々の練習に取り組んでいる。

 14日の韓国・ハンファ戦(金武)に「8番・中堅」で先発出場するオコエは「土台がしっかりしてないと活躍できない。先輩のプレーを見習いたい」と言う。初の対外試合。星野副会長に「未来」を感じさせる。(山田 忠範)

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