勝った時こそ!ラミレス監督、試合後ナイン緊急招集“初カミナリ”

[ 2016年2月14日 06:50 ]

<ヤ・D>試合後も「ビクトリー」しかやらないラミレス監督に落ち込んだつば九郎だが、最後は気を取り直して一緒に「ビクトリー」

練習試合 DeNA4―3ヤクルト

(2月13日 浦添)
 締めるところは締める。現役時代に日本でのキャリアをスタートさせた古巣ヤクルトに4―3で競り勝ち、対外試合の初陣を飾ったラミレス監督だが、試合後にはナインを緊急招集。

 「4回までは去年と変わらないプレー。ささいなミスを減らせ!」と怒りをあらわにした。初回無死一塁で山下幸が二ゴロをファンブル。さらに3回1死一、二塁では4―6―3の併殺コースにかかわらず、遊撃・柴田が一塁へ悪送球。チーム再建に向けてセンターラインの強化を最優先課題とする中で、二遊間の失策がともに失点につながった。それだけに、当たり前のことを極める「凡事徹底」を強い口調で説いた。

 それでも初勝利の要因を「新しい力」と日本語で振り返り、「戸柱はベンチで今まで見たことのないスマイルをしてきたので、夢に出てくるかもしれない」と上機嫌。最後は「ビクトリー!」の決めゼリフとともに両手からVサインが飛び出した。(東山 貴実)

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2016年2月14日のニュース